ペアローン・収入合算で組んだ住宅ローンの借り換えはどうなる?——片方の収入減や単独名義への変更方法

ペアローンや収入合算で組んだ住宅ローンを借り換える際の注意点を解説。片方の収入が減った場合や単独名義への変更方法も紹介します。

ペアローン・収入合算のローンは借り換え手続きが複雑になりやすい

夫婦でペアローンや収入合算を利用して住宅ローンを組んだ場合、借り換え時の手続きは単独名義よりも複雑になります。ペアローンは夫婦それぞれが別々に契約している形になるため、借り換える際は両方のローンを同時に、または個別に借り換える必要があり、片方だけを借り換えることは通常できません。また、収入合算(連帯債務・連帯保証)の場合も、借り換え先の金融機関の審査基準によって合算できる範囲が変わるため、事前確認が欠かせません。

片方の収入が減った場合の借り換え審査

共働き前提でペアローンを組んだものの、出産や転職でどちらかの収入が減ったケースでは、借り換え審査で以下の点が問題になりやすくなります。

  • 返済比率の悪化:世帯年収に対する年間返済額の割合が上昇し、審査に通りにくくなる場合がある
  • 単独名義への借り換え:一方の名義に一本化する借り換えは可能だが、その人単独の収入で審査基準を満たす必要がある
  • 持分割合の調整:単独名義に変更する場合、不動産の持分割合の変更登記や贈与税の扱いにも注意が必要

借り換え前に金融機関へ相談すべきこと

ペアローンや収入合算からの借り換えを検討する場合は、複数の金融機関に「現在の契約形態のまま借り換え可能か」「収入状況が変わった場合の審査基準」を事前に相談することが重要です。金融機関によってペアローンの借り換えへの対応方針が異なり、片方の収入減を考慮した柔軟な審査を行うところもあれば、厳格に世帯年収を求めるところもあります。事前のシミュレーションと相談を通じて、無理のない返済計画を立てましょう。

まとめ

ペアローンや収入合算の住宅ローンは、借り換え時の名義や審査の扱いが単独名義より複雑です。片方の収入減や単独名義への変更を検討している場合は、複数の金融機関に相談し、現実的な借り換えプランを立てることが大切です。

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