住宅ローン借り換えは「オーバーローン」(残債より査定額が低い)でもできる?——担保割れ時の対処法
住宅の担保評価額よりも住宅ローンの残債のほうが多い「オーバーローン」の状態でも借り換えはできるのか。担保割れの場合の対処法を解説します。
オーバーローンとは
オーバーローンとは、住宅の担保評価額(金融機関が査定する物件の価値)よりも、住宅ローンの残債のほうが大きい状態を指します。物件価格が下落した場合や、頭金なしで多く借り入れていた場合に起こりやすい状況です。
オーバーローンだと借り換えが難しくなる理由
住宅ローンの借り換えでは、新しい金融機関が物件に対して改めて担保評価を行い、その評価額の範囲内で融資額を決定するのが基本です。担保評価額が残債を下回っていると、不足分を補う自己資金がない限り、希望する借入額での借り換えが難しくなることがあります。
オーバーローンでも借り換えられる可能性があるケース
- 自己資金で不足分を補填できる場合:貯蓄などから不足分を現金で用意し、残債を圧縮したうえで借り換える
- 収入・信用力が高く評価される場合:金融機関によっては、担保評価だけでなく借主の返済能力を重視し、一定の範囲でオーバーローンのまま借り換えに応じることがある
- 金利タイプの変更が主目的で、借入額自体を大きく増やさない場合:単純に金利を下げる目的の借り換えであれば、審査のハードルがやや下がることもある
オーバーローンを解消するための考え方
- 繰上げ返済で残債を早めに減らす:時間はかかるが最も確実な方法
- ボーナスなどまとまった資金が入ったタイミングで一部繰上げ返済する
- 借り換えを急がず、担保評価額と残債の差が縮まるまで待つ
それでも借り換えを急ぐべきケース
金利上昇局面で、変動金利のまま放置すると将来的な返済負担が大きく増える見込みがある場合は、オーバーローンの状態でも借り換えのメリットとデメリットを比較検討する価値があります。自己資金を投入してでも金利タイプを変更したほうが、長期的な総支払額を抑えられることもあります。
複数の金融機関に相談することが重要
担保評価の基準は金融機関によって差があるため、1行で断られても、別の金融機関では条件次第で借り換えに応じてもらえることがあります。オーバーローンで悩んでいる場合は、複数の金融機関やローン相談窓口に事前審査を申し込んで比較することをおすすめします。
まとめ
オーバーローンの状態では住宅ローンの借り換えが難しくなることがありますが、自己資金での補填や金融機関ごとの審査方針の違いによっては借り換えられる可能性もあります。繰上げ返済で残債を減らす方法とあわせて、複数の金融機関に相談しながら最適な選択肢を探ることが大切です。
まずは無料で診断してみましょう。
モゲチェックで無料借り換え診断 金利を比較してより安いローンへ