住宅ローン借り換えはネット銀行と大手銀行、どちらが得?——金利以外に比較すべき5つのポイント

住宅ローンの借り換え先としてネット銀行と大手銀行を比較する際、金利だけでなく確認すべきポイントを整理して解説します。

金利の低さだけで選ぶと後悔することも

住宅ローンの借り換え先を選ぶとき、多くの人がまず金利の比較表に目を向けます。確かにネット銀行は店舗を持たない分、大手銀行より低い金利を提示していることが多く、総支払額を抑える効果は大きいです。しかし借り換えは一度実行すると長期間その銀行と付き合うことになるため、金利以外の条件も含めて総合的に比較しないと、思わぬところで不便やコスト増を感じることがあります。

比較すべき5つのポイント

ネット銀行と大手銀行を比較する際は、次の5点を確認しておくとバランスの取れた判断ができます。

  • 審査スピードと対応方法:ネット銀行はWeb完結で早いことが多い一方、大手銀行は担当者に直接相談しながら進められる安心感がある
  • 団体信用生命保険(団信)の保障内容:ネット銀行はがん団信・全疾病団信などを金利上乗せなしで付帯している商品も多く、保障内容によっては大手銀行より有利な場合がある
  • 繰り上げ返済の手数料と手続き:ネット銀行はWebから無料・即時で繰り上げ返済できることが多いが、大手銀行は窓口手続きや手数料が必要な場合がある
  • 事務手数料の金額と体系:定率型(借入額の2.2%程度)か定額型(数万円程度)かで、借入額によって有利不利が変わる
  • 相談窓口の有無:住宅ローン以外の資産運用や相続なども含めて長期的に相談したい場合は、対面窓口がある大手銀行の方が使いやすいことがある

ネット銀行が向いている人

審査に必要な書類をすべてオンラインで準備でき、手続きを自分でスムーズに進められる人、繰り上げ返済をこまめに行いたい人、団信の保障を手厚くしたい人には、ネット銀行の方が金利面・保障面の両方でメリットが大きい傾向があります。特に健康状態に不安がある人は、団信の引受基準や保障内容の違いが審査結果や保険料に直結するため、複数のネット銀行の団信条件を比較しておくとよいでしょう。

大手銀行が向いている人

一方で、手続きに不安がある人、対面でじっくり相談しながら進めたい人、給与振込や他の取引ですでにその銀行と付き合いがあり金利優遇を受けられる人は、大手銀行の方がトータルで有利になることがあります。また、審査基準がネット銀行よりやや柔軟な場合もあり、自営業やフリーランスなど属性によっては大手銀行の方が通りやすいケースも見られます。

複数の金融機関で仮審査を並行して受ける

結局のところ、どちらが得かは借入額・残存期間・団信で重視する保障・審査への通りやすさなど個々の状況によって変わります。金利の一次情報だけで判断せず、ネット銀行と大手銀行の両方に仮審査を申し込み、実際に提示された金利・団信条件・手数料を横並びで比較したうえで最終判断することをおすすめします。仮審査は複数申し込んでも信用情報に大きな悪影響はないとされているため、条件を出し切ってから比較する姿勢が、借り換えで損をしないための基本です。

まずは無料で診断してみましょう。

モゲチェックで無料借り換え診断 金利を比較してより安いローンへ